甲南大の"名物スギ"に別れ
神戸市東灘区の甲南大学で、開校当時から学生を見守り続けてきた樹齢約100年のヒマラヤスギが8日に伐採される。昭和13年の阪神大水害や平成7年の阪神大震災にも耐えてきたが、今春から急激に衰弱が進み、延命措置を行ったものの6月に枯死が確認された。大学では「寂しくなるが、台風などで倒壊の危険があるので仕方がない」としており、伐採後は木材を利用したベンチや記念碑を校内に設置する。このヒマラヤスギは高さ約23メートル。甲南大の前身の旧制高校が開校した大正12(1923)年に現在の大学1号館前に植樹された。阪神大震災で学舎などが大きな被害を受けた際もびくともしなかったという。
しかし今年4月、新芽が出ず、根の大半が枯れていることが確認された。土壌改良や活力剤注射などでも改善せず、枯死と判断された。
2009年8月 7日




