多くの人が一生に1,2度しか経験しない不動産購入。納得ゆく物件を見つけたいが、膨大な時間と労力がかかる。そんな中、インターネットを活用した不動産探しが人気。不動産会社が運営するような従来のサイトと違い、匿名で検索できるほか、条件についてより詳細な項目を設けているのが特徴だ。
不動産売買専門サイト大手の「HOME'S不動産」は今年7月に、「探して!HOME'Sくん」を解説した。「ライフスタイル」「どんな暮らしをしたいのか」といった従来にはない設問を含む約30の詳細な項目を入力するため、希望に近い物件が紹介され、無駄のない家探しが可能なるという。
物件情報は客に直接送られるのではなく、同サイト上の「個人専用ページ」に掲載される。間取りや価格以外に物件をすすめる理由も明記されるので、比較検討も容易。気に入った物件があれば、紹介した不動産会社と交渉を始めるが、名前などを伝えるのはこの時からだ。
実はこれら新しいタイプのサイトに共通するのは、不動産業者に名前を教えないで物件を探せること。ある業界関係者は、「不動産業者に年収や住所、連絡先などを教えることに抵抗感を持つ人が増えていることに加え、匿名だと断りやすいなどわずらわしさがないことが、人気につながっているのだろう」と指摘する。
物件は見つかった。でも、ローンは返済できるの?誰もが抱く不安にこたえてくれるのが、ハイアス・アンド・カンパニーの「マイホームアカデミー」内の返済シュミレーション。金融機関や不動産会社が現在の収入だけに基づいて借入額を算出するのに対し、同社のサービスは毎月の生活費に始まり、車の購入予定はあるか、子供の学校は私立か公立か、その際に下宿をするかどうかなど、きめ細かい条件を入力して、借入額や返済額を提示する。教育費などは、いずれも国の調査に基づいた数字から計算する。
2009年11月10日




