ポット型浄水器 人気上昇
フィルターが付いた容器に水道水を注ぎ、水を濾過(ろか)するポット型浄水器が人気だ。背景には市販のミネラルウオーターを購入するのに比べ、コストがかからないことがある。さらに、ペットボトルで買い物時の荷物が重くなるのを嫌がったり、ペットボトルをゴミとして出すのに抵抗感を感じたりと、エコ意識の高まりもあるようだ。
会社の机の上に
「以前はペットボトル飲料を1日2本ぐらい買っていました。コスト的に安く済ませたいと思って、会社の机の上に置いています」
3カ月ほど前から、職場でポット型浄水器を使用している東京都内の男性会社員(36)はこう話す。会社の中で飲むだけでなく、外に出る際はタンブラーに移し替え、持っていくほどだ。使い始めた当初は水道水から濾過することに多少抵抗があったというが、「実際に飲んでみたら、においも全くない。おいしく飲んでいます」
使い方は、本体にフィルターを設置して水道の水を入れるだけ。ときどき本体を洗ったり、定期的にフィルターを交換する必要はあるが、濾過された水を手軽に楽しむことができる。
コスト的にも市販のミネラルウオーターを購入するよりもお得だ。90年代初めから日本で販売を始め、最大のシェアを誇るブリタ・ジャパン(東京都渋谷区)の商品を例でみると、実売価格4000円程度の浄水器(1・3リットル、フィルター1個付き)で200リットルの水を濾過できるため、1リットル当たりのコストは20円。その後はフィルター(実売価格1500円程度)を定期的に交換するだけなので、さらにコストは安くなる計算だ。
2010年1月26日




