甲子園「銀傘」の太陽光発電
第3期リニューアル工事が行われている西宮市の甲子園球場で、内野スタンドを覆う「銀傘」に太陽光発電パネルの設置が完了し、1日から稼働した。ナイター照明の使用電力量程度が賄えるといい、トラの本拠地は「エコ」な球場に生まれ変わった。
同球場では2007年10月から全面的なリニューアル工事が始まり、これまでに銀傘の架け替えや座席の改良などを実施。今月中旬の「甲子園歴史館」開館で、すべての工事が完了する。
リニューアルでは「環境への配慮」をテーマに、銀傘の4分の1ほどに太陽光発電パネルを取り付けた。年間19万3千キロワットの発電量を見込んでおり、1年間のナイター54試合の照明に相当。球場約11個分の面積の森林と同程度の二酸化炭素削減効果があるという。
内野2階通路の一塁側、三塁側には発電量の表示装置が設置され、今月13日のプロ野球オープン戦でファンにお披露目される。
稼働開始式で、坂井信也・阪神電鉄社長は「球場に来たことをきっかけに、ファンにも環境保護に関心を持ってもらえれば」と話していた。

2010年3月 2日




