県立12施設観覧料 来月から小中学生無料
兵庫県は4月から、県立12施設の小中学生の観覧料をすべて無料にする。これまで県外の小中学生は有料で、県内でも多くの公共施設で入場を無料化するには「ココロンカード」の提示が必要だった。また高校生と65歳以上のお年寄りについては、一律一般の半額とする。年間で約4900万円の減収が見込まれるが、入場者を増やすことで、「学びの場」の利用促進や観光活性化につなげたい考えだ。
対象施設は▽県立美術館(4月5日から)▽人と防災未来センター▽舞子公園海上展望施設▽同園旧木下家住宅(以上、神戸市)▽フラワーセンター(加西市)▽歴史博物館(姫路市)▽考古博物館(播磨町)▽播磨中央公園・ばら園(加東市)▽淡路夢舞台温室(淡路市)▽円山川公苑美術展示室(豊岡市)▽兵庫陶芸美術館(篠山市)▽人と自然の博物館(三田市)――。このほか、10月から公開される舞子公園旧武藤山治邸(神戸市)でも同様に小中学生は無料にする。
県はJR西日本と協力して展開した昨年の「あいたい兵庫ディスティネーションキャンペーン」など、観光客誘致に力を入れていることから、割引を決めた。各施設で異なっていた割引基準も12施設で統一され、減少した観覧料収入については、県が穴埋めする。
県の担当者は「子どもの学習に役立つ施設も多く、家族連れが訪れやすくすることで、県の魅力をアピールしたい」としている。
2010年3月 4日




