誰でも一度は目にしたことがある定番のお菓子「チロルチョコ」、値段は変わらないが、その味は進化し続けている。
チロルチョコ株式会社は8月30日、美容と健康をテーマに開発した「美肌チロル」(168円/9個)を全国のドラッグストア限定で、発売を開始した。ビタミンCを200mg含んだレモン味の「ビタミンレモンチョコ」(5個)と、100mgのコラーゲンが入った「コラーゲンピーチチョコ」(4個)がセットになっている。
これまでにもチロルチョコは、さまざまなフレーバーが開発されており、そのたびに話題となっている。もともとチロルチョコは1962年、当時高級だったチョコレートを子どもたちが手軽に買えるようにと考案され、1つ10円という価格で発売され人気となった。元祖チロルチョコは、3つ山がつながった細長いものだった。「チロル」の名は、当時の松尾社長がチョコレートを作るにあたって訪れたオーストリア西部のチロル州から採られたという。その後、オイルショックでコストがかさみ、一時30円まで値上げされたが、1979年には3つ山を切り離した、現在の原型となる正方形のチロルチョコが誕生し、再び10円に値下げされた。
2003年には、きなこもちフレーバーが大ヒットし、宇治まっ茶やイチゴ大福などの和風味から、ロイヤルミルクティやオランジェなど洋風タイプも登場。2008年には少年サンデー、少年マガジンの創刊50周年を記念したコラボレーションも行っている。
また、コンビニエンスストアなどでは20円のやや大きめのものが売られている。これは、包装紙にバーコードを表示する必要があるためであり、バーコード管理が不要な駄菓子屋などでは、従来と同様の10円のものも販売されている。
年代を問わず愛されるチロルチョコには、さまざまな話題が詰まっている。チョコの上部に描かれた模様も、風車をイメージした定番から、車、時計、ロケットなど、種類によって異なっているという。
2010年9月 6日




