海岸に流れ着いた発泡スチロールやペットボトルなどを加工して燃料に変えるプロジェクトに、西田修身(おさみ)・神戸大名誉教授(66)らの研究グループが取り組んでいる。燃料はボイラーや温室などに活用される予定で、来春からの実用化を目指す。日本列島の海岸沿いや離島に打ち寄せられるごみは年間約19万トンに上るといい、処理に当たる自治体の負担軽減策などとして注目を集めそうだ。
海洋環境の保全について研究する「オーシャン・クリーン調査研究会」。
環境省などによると、ごみは日本海沿岸や離島などに漂着するケースが多く、ポリタンクや漁網、ペットボトルなどさまざま。中には海上で捨てられたとみられるものもあるという。
海岸の管理者が回収や処理をしなければならず、大半は地元の自治体が担う。しかし、大量で処理が追いつかない地域もあり、政府は昨年秋に専門家会議を設け、対応を検討。兵庫県内でも但馬地域や淡路島などで大量の漂着ごみが確認されており、県は今年3月、日本海、瀬戸内沿岸の自治体などと協議会を設置し、被害実態の把握を進めているという。
プロジェクトでは、こうした漂着ごみの処理に悩む地元の負担軽減と、ごみの有効活用を目指す。プラスチックや網などに家庭から排出される空容器などのごみを一定の配分で混ぜ、専用の炉で熱分解。抽出した油に重油を加えると、軽油に近い燃料に生まれ変わるという。地元で耕運機や温室用の暖房などに活用してもらう。
先月から長崎県対馬市で、現地のNPO法人の協力を得て漂着ごみを回収。赤穂市内に設置している専用炉で燃料へリサイクルを試験実施している。今後、燃焼効率がよい燃料になるよう配合を調整していく。将来的には炉を要請のあった地域に運び込み、現地での燃料化を実現したい考え。
西田名誉教授は「家庭ごみのリサイクルも含め、資源の有効活用を広く考えるきっかけにしたい」としている。
2010年9月 3日
高羽町3丁目 新築戸建
時 間 11:30~17:30まで
所在地 神戸市灘区高羽町3丁目14-2
物件詳細→A号地・B号地・C号地・D号地
2010年9月 3日
田中町5丁目 新築戸建
時 間 11:30~17:30まで
所在地 神戸市東灘区田中町5丁目3
物件詳細→田中町5丁目 新築戸建
2010年9月 3日




